「高齢者・福祉(車いす)体験」を行いました。

 10月29日、31日に2学年4クラスが「家庭基礎」の授業で、「高齢者・福祉体験」を行いました。体験学習の講話、実技指導は、十和田市社会福祉協議会の方々に協力していただきました。
 高齢者疑似体験は、足腰の筋力の低下や目の見え方など高齢者の特徴を講話で学んだ後に、二人一組になり、介助する側と介助される側の両方を体験しました。車いす体験は、車いすの基本的な操作の仕方と介助の際に気を付けることなどの説明を受けてから、四人一組で介助体験を行いました。

 

 

 

 

 

 車いすの介助をされた時の感想は、「段差のところで持ち上げられるのが、後ろに倒れそうでとても怖かった。」「スロープはスピードが出ると怖く感じた。」「低いところしか手が届かなくて大変だった。」「思うように動けないのが不自由と感じた。」などで、車いすの介助をした時の感想は、「せまい所を通る時はぶつからないように特に注意が必要だ。」「後ろ向きでスロープを下るのが難しい。」「声がけの大事さがよく分かった。」などでした。
 高齢者を体験した感想は、「数分だけでもとてもきつかった。」「手袋をした手は物をつかみにくかった。」介助した感想は、「高齢者と接する時は待つことが必要。」「見えにくい時は教えてあげる。」「歩く時は一緒にゆっくり歩く。」などでした。高齢者や車いす利用者との関わり方を学び、相手の気持ちに寄り添う良い機会となりました。