機械技術は、ものづくりの基本になります。

本科では機械に関する設計・製図・機構・最新の加工技術・機械材料の性質等を学習します。

実習では金属材料（鉄やアルミなど）を、切る・削る・溶かす・接合する等の作業を通して

基本的な技術を身に付けます。また、エネルギーに関する実験や、環境問題など色々なことを

学び、ものづくりの「スペシャリスト」を目指すことができます。

電気科では、電気を発生させる（発電）から家庭や工場などに送る（送電）までの過程や家庭の

電気配線（電気工事）、そこで使われている発電機や電動機、またコンピュータやパワーエレク

トロニクスなどについて幅広く学び、各産業分野で活躍できる電気技術者の育成を目指します。

また、多くの資格を取得でき、特に第三種電気主任技術者、第一種・第二種電気工事士、危険物取

扱者乙種４類等に力を入れています。第三種電気主任技術者の認定校になっており、所定の実務経

験を経て手続き等をすることにより取得が可能となります。

私たちの身の回りには、携帯電話、コンピュータ、テレビなど便利な家電製品があり、快適な生活

を送れるようになりました。これは電子技術の発展によるものです。電子科では、これらの分野に

対応するために、電気・電子の基礎的な知識や技術、情報を伝達するための知識や技術などを幅広

く学びます。また、国家資格の工事担任者や技能検定試験（電子機器組立て）など、様々な資格・

検定の取得に力を入れています。生徒たちは、情報通信系企業への就職や、工業系大学への進学な

ど、それぞれの進路目標達成に向けて頑張っています。

建築科では、安全で快適な建物の設計方法や実際の工事のための知識・技術を学びます。

その内容は建物の構造、使われる材料、地震や台風に耐える強度計算、建物の間取りや外観デザイ

ンなどです。設計図の描き方についても、自分の手で描く技術とコンピューターで描く技術（ＣＡ

Ｄ）の両方を習得します。また、建築現場で工事を指揮する現場監督の仕事や大工さんの木材加工

技術を体験的に習得します。生徒たちは、建設系企業への就職や公務員、工業系大学への進学など、

それぞれの進路目標達成に向けて頑張っています。