1 電子科の方針
(1) 授業・実験・実習を通して工業高校生としての自覚を持つ。
(2) ものづくりの重要性を確認し、安心・安全な製品製作を考える。
(3) 自己研鑽に励み、将来を見据えた資格取得に挑戦する。
2 電子科の学習内容について
私たちの身の回りには、テレビ、スマートフォン、コンピュータなど便利な家電製品があり、快適な生活を
送れるようになりました。これは電子技術の発展によるものです。
電子科では、これらの分野に対応するために、電気・電子の基礎的な知識や技術、情報を伝達するための知識
や技術などを幅広く学びます。
(1) 電子科で学ぶ主な分野
◎電気・電子分野
電気の基礎知識、半導体素子の基礎、電子回路、電源回路など。
◎情報分野
デジタル論理回路、PCの内部、周辺機器に関する知識、プログラミングなど。
◎計測分野
計測機器の知識や力・温度・音・光等のセンサのしくみなど。
◎通信分野
有線・無線通信、情報通信、ネットワーク構築技術など。
3 検定・資格について
情報通信の分野で活躍しています。1年生では第二級デジタル通信を全員受験、2・3年生は
さらに上級の総合通信へ挑戦します。
電子回路を組み立てる実技試験もあります。この検定で磨かれた技能を、高校生ものづくりコンテストや
電子部品製造の職業に生かすことができます。
ITパスポート試験など様々な資格・検定へ挑戦しています。
4 電子科での様々な活動
(1)課題研究
忙しい学校生活の中でも、ものづくりに励み、3年生の課題研究という授業で様々な製作・研究を行っています。
年度末に課題研究発表会を開催し、研究の成果発表や製作物展示を行います。取り組んでいるテーマを少しだけ
紹介します。
羽なし扇風機製作、イルミネーション製作、指紋センサ製作、暗視装置製作、バーチャルアバター作成、
学校・学科PR動画作成、ボイスチェンジャー製作などに取り組んでいます。
(2)小学生ものづくり体験教室とプログラミング教室
小学生の皆さんに電子工作体験とプログラミング体験をしてもらう取り組みを行っています。
(3)高校生ものづくりコンテストへの参加
工業高校ならではの大会として、高校生ものづくりコンテストがあります。電子科では電子研究愛好会として
日々技術訓練を重ね、電子回路組立て部門へ出場しています。この競技は、時間内に『入力回路』を製作し、
『制御用コンピュータ』で『出力回路』のLEDやブザー、モーター等を指定されたとおりに動作させるための
『制御プログラム』を作成します。技を競い合い、県大会から全国大会を目指します。電子回路の組み立て技術や
制御用プログラミングの作成技術を競う電子回路組立部門に毎年出場しています。
(4)地域企業による技術指導
通信関連企業の社員の方々から実際の通信工事の技術指導を受ける機会が得られます。
光ケーブル接続,映像伝送,VR体験,メタルケーブル接続に加えてビジネスマナーなども学ぶことができます。
5 電子科の進路実績(過去3年間) ※順不同
<県内就職>
スターゼンミートプロセッサー株式会社・ワダカン株式会社・加賀EMS十和田株式会社・株式会社TTKエンジ青森・住友化学株式会社三沢工場・太子食品工業株式会社・日本原燃分析株式会社・大石産業株式会社・県南環境保全センター株式会社・日本原燃株式会社・日本ピュアフード株式会社・プライフーズ株式会社・マルゼン工業株式会社東北工場・株式会社アイティークレスト・株式会社リーディングシステム・株式会社青森クリエイト・十和田おいらせ農業協同組合・六ヶ所原燃警備株式会社
<県外就職>
株式会社富士通ゼネラル・住友電気工業株式会社横浜製作所・菱栄テクニカ株式会社・株式会社ネクスコ東日本エンジニアリング・ABCシステム株式会社・アイエックス・ナレッジ株式会社・第一貨物株式会社・東洋製罐株式会社仙台工場・ハイウェイ・トール・システム株式会社・株式会社NTT東日本-南関東・株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー(NTT-ME)・東日本高速道路株式会社・日興システック株式会社
<公務員>
陸上自衛隊(一般曹候補生)・海上自衛隊(一般曹候補生)・航空自衛隊(一般曹候補生)・青森県警察官
<4年制大学>
弘前大学・公立はこだて未来大学・岩手県立大学・金沢工業大学・日本大学・東京工科大学・東京電機大学・国士館大・
千葉工業大学・神奈川工科大学・八戸工業大学・青森中央学院大学・弘前学院大学・八戸学院大学
<短期大学>
弘前医療福祉大学短期大学部
<職業訓練施設>
青森コンピューターカレッジ・青森県立八戸工科学院
<専修学校>
岩手理美容専門学校・東京電子専門学校・東京モード学園・東北電子専門学校・東北保健医療専門学校・日本電子専門学校・八戸保健医療専門学校・仙台デザイン&テクノロジー専門学校・八戸看護専門学校・八戸理容美容専門学校・アレック情報ビジネス学院・大原スポーツ公務員専門学校盛岡校・大阪工業技術専門学校・東北メディカル学院
☆電子科で一緒に学びませんか?
授業(座学・実習)、委員会活動、クラス内活動、部活動(練習、練習試合、各種大会)、資格取得(朝講習、放課後講習、休日講習)、インターンシップ、企業見学、学校行事(体育祭・文化祭・遠足・芸術鑑賞・etc.)、修学旅行、進路講演会、進路活動・・・・etc.
以外と忙しく、時間の使い方が難しい時期もあります。就職も進学も大半は電子科で習得した知識や技術を生かせる分野に進みますが、看護やスポーツ系、理・美容、プログラマーやイラストレーターを目指し、専門学校へ進む場合もあります。将来の希望進路を達成するためには学校生活の充実が欠かせません。電子科で充実した時間を過ごしてみてはどうでしょうか?
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